たな気付き

  • コラム

先日、眼科に行ってきました。職業柄、眼は大切なので定期的に通院していたのですが、この度半年ほど通院出来ていませんでした。
僕自身近眼で、眼圧は正常です。眼の見え方に問題はなく、矯正視力も問題なしなのですが、眼圧を下げる目薬を処方してもらってます。
 
ここで、素人ながらの疑問が、、、
正常眼圧なのに、眼圧を下げる目薬は必要?色々調べた結果、眼圧が正常範囲でも、その人にとっては高い可能性があるし、予防的な部分もあるそう。
いやいや、分かるよ?
なんとなくそうなんかなと思ってました。
 
でも、久しぶりの通院時、しばらく目薬サボってて反省なんだけど、検査結果、眼圧も以前と変わらず正常範囲。
 
Dr.診察で、『目薬のおかげで眼圧が下がってるのか分からないから、目薬はしっかりさしてください。』
 
???
 
ごめんなさい。言ってる意味が良く分からない。。。
 
予防的に目薬しとかないと、いつ眼圧が上がってしまうか分からないから頑張ってください。
なら、分かります。
 
そもそも最初から正常眼圧だし、目薬さしてないけど正常眼圧。目薬をさす理由も聞いてない。
理由を聞かない自分も悪いのですが、予防的にか?と勝手に解釈してたのも悪い。
 
と、ここで気付きました。普段、僕の診療でも同じようなことがたくさん起きてるのでは!?
 
僕らにとって当たり前なことが患者さんにとって当たり前じゃない。
 
なぜこの薬を飲むのか?
なぜこの治療を選択するのか?
なぜ今の状態になったのか?
 
色んな疑問が患者さんの中には埋もれている。聞きたくても聞きにくい。なんとなくうやむやにしてしまってる。そんな人、たくさんいるんじゃないか、、、
 
伝わらないこともたくさんあるし、全てを解決出来ないと思うけど、なるべく、できる限り患者さんに納得してもらってから診療したいなと思った出来事でした。
 
我が振り直さねば。